最近肌が乾燥して、頬が赤く見えるってことないですか?
冬の時期は乾燥肌になりやすいし、と甘く見ていると春になっても赤ら顔のままですよ!
乾燥が原因で起こる赤ら顔は、肌荒れしている状態と一緒です。
そこで、乾燥が原因の赤ら顔を元の美肌に治す方法を教えちゃいます!
なぜ乾燥すると赤ら顔になるのか?
小さい頃、冬になるとリンゴのように頬が真っ赤でガサガサな子がいませんでしたか?
人の顔は、寒い所から暖かい所に動くと一気に顔の毛細血管が広がります。
すると、皮膚がうっ血して血管が透けて、赤く見えるため赤ら顔の状態になるといわれています。
そして肌が乾燥すると、肌のバリア機能である「セラミド」という保湿因子が細胞の中の水分量を保てなくなり、外からの刺激に弱くなってしまいます。
セラミドは角質細胞の一つ一つを接着する役割を持っており、このセラミドが減ってくると角質がはがれやすくなり、肌内部の水分の蒸発が多くなるため乾燥してカサカサな肌になるんです。
このカサカサした状態で外気に触れていると刺激となり、痒みが出てきます。
そのまま掻いてしまうと余計に炎症を起こし、火照りがでてくるため余計に肌荒れにつながります。
小さい子の肌が大人よりも薄いというのは、角質の層が大人より分厚くないからです。
なので、大人より透けやすくなっており、少しの刺激にも反応しやすく、赤みが出てきやすいのです。
保湿力を高める化粧水の付け方
では、肌の乾燥に対して日々のケアでどういったことに気を付けるべきなのか、ポイントをご紹介します。
保湿力の強い化粧水を使うこと
まず乾燥肌の人は、保湿力を重視!これに限ります。
先ほど挙げた成分を配合した化粧水をパッチテストをしてから使うと良いでしょう。
高濃度に配合されている物でも、エイジングケア重視でも、今まで使ってみて良かったもので構いません。
もちろん乾燥肌だと思って保湿が強い化粧水を塗っていたらTゾーンなどてかりやすい所が一層オイリーになってしまうという混合肌の人もいますので、自分の肌に合ったものを使ってください。
化粧水のつけ方
基本的には、使っている化粧水の化粧品メーカーが推奨している方法が一番正しいです。
ですが、どんな化粧水でも基本的な付け方があります。
コットンを使った方法もありますが、乾燥による赤ら顔が気になっている場合は、肌がカサカサしていますので繊維が刺激になる可能性のあるコットンより、手でマッサージをしながらつけることをお勧めします。
- 手を綺麗にする
洗顔後すぐに化粧水をつける場合は気にしないでも良いかもしれませんが、同じ水分だからと言って顔を洗ったビショビショの手のまま化粧水はつけないでください。
- 500円硬貨大くらいの化粧水を手に取る
化粧水はたっぷり使いましょう。保湿化粧水はのびが良いものが多いですが、少量を無理やり伸ばすより塗り余るくらいとった方が肌全体にいきわたります。
- 掌で化粧水をなじませてからつける
塗りムラがないように化粧水を一度掌でなじませてから顔全体を覆うようにしてつけていきましょう。その時パッティングよりもマッサージをしているようにそっとつけていきましょう。
染みこみそうだからと言ってパッティングをして良いのは、肌の調子が良い時だけです。
- 気になる所を再度おさえる
顔全体に化粧水がなじんできたら、細かい気になっている所をもう一度追加しておさえるようにつけていきましょう。
- 肌の具合をチェック
全て付け終わり、ムラがないか、水分が残っていないかを確認しましょう。
使っている化粧水や肌質にもよりますが、つける前よりモチモチ、あるいは手に吸い付くような肌になっていたらOKです。
保湿化粧水を知ろう
化粧水を使う理由は、洗顔によって油分が少なくなった肌の角質層を柔らかくして、次に使う乳液や美容液、美容オイルなどの浸透性を高めるためです。
そして、保湿をするとは、肌に水分を与え、水分を保持し、蒸発しないようにすること、です。
保湿の方法の種類によって違いますが、保湿力の強い順番でいうと、
セラミド>ヒアルロン酸・コラーゲン・エラスチン>グリセリン・アミノ酸・尿素です。
化粧水に含まれている成分のほとんどは水溶性のため、肌につけるときに水分と一緒に成分も届けられます。
その成分は何がどれくらいの割合で配合されているのか、どういった効能なのかは各社異なってきます。
保湿力と水分の扱い方は成分によって変わってきますので、保湿したい、だけではなく自分がどの効能を求めているかを考えてみましょう。
編集者のまとめ
いかがでしたでしょうか?
乾燥肌による赤ら顔は、ガサガサしやすいですし、ひどくなるとピリピリ痛痒くなりますよね。
そんな時は、保湿力の強い化粧水を使った正しいスキンケアで冬でもうるうる、ぷるぷるの肌にしちゃいましょう!