赤ら顔の原因

赤ら顔(毛細血管拡張症)治った人っているの?原因と対策

赤ら顔と一口に言っても、さまざまな原因があります。その中で毛細血管拡張症という症状があります。この毛細血管拡張症になって、治った人はいるのでしょうか?赤ら顔になった原因を探ると、対策の仕方が分かってきます。今回は治ったという人がいるかどうかも調べてみました。

毛細血管拡張症ってどんな症状なの?

赤ら顔になると他の人の目が気になりませんか。心配して声を掛けてくれていても、素直に受けとれないこともあると自己嫌悪に陥ります。早めに改善に向けて取り組んでみましょう。

いくつかある症状の中でも、毛細血管拡張症というものがあります。それは皮膚の表皮の下にある真皮の毛細血管が拡張したことで、血液量が増えてしまいます。それにより、皮膚に血管が透けて赤みがあらわれます。鼻や頬に出やすく、毛細血管が透けている状態が、蜘蛛の巣状や糸くずのように見えるのが特徴です。

どんな原因で赤ら顔になるの?

毛細血管拡張症の赤ら顔になる原因には、どんなものがあるのでしょうか。

寒暖差
寒い外出先から暖かい室内に入るなど温度差が激しいことで、徐々に毛細血管の収縮力が弱くなってきます。これが何度も続くことで、拡張した血管が、拡張したまま戻らなくなってしまいます。これによって肌の赤みが取れにくくなってしまうのです。

間違ったスキンケア
肌に必要以上の刺激が加わると、皮膚が削れてしまいます。汚れを落とそうとゴシゴシこすってしまうと、キレイになるどころかダメージを与えてしまいます。知らず知らずのうちに皮膚を削ってしまっているのです。

刺激のある食べ物を良く食べる
刺激の強い香辛料が好きな方は、毛細血管が広がりやすくなっています。それを繰り返すことで、血管が拡張するだけでなく、血行も悪くなることで、赤ら顔になることがあります。

刺激物だけでなく、アルコールやカフェインも同様に摂り過ぎは良くありません。

自律神経の乱れ
ストレスも溜めこんでしまうと、交感神経が優位になってしまいます。交感神経と副交感神経のバランスを保つことが必要ですが、そのバランスが崩れることで、疲労などの不調があらわれます。

交感神経が緊張状態のときに、副交感神経がリラックスしているときに優位になります。ストレスや睡眠不足から緊張状態が続くことで、体の不調とともに、血管も拡張することもあり、赤ら顔になることがあるのです。

毛細血管拡張症が原因の赤ら顔は治るの?

 

実は赤ら顔の原因の詳細は、まだはっきり解明されていません。しかし対策の仕方も分かってきていることもあります。

病院で治療する方法

毛細血管拡張症であるかどうかは、病院で相談してみることで、アドバイスを受けることができますよ。

 美容皮膚科

患部を直接治療するので、改善が期待できます。保険適用されるかどうかは、病院によって違ってきます。事前に納得できるまで確認してみてくださいね。

レーザー治療
患部にピンポイントで、レーザーを照射して血液中に届け、血管を収縮させます。広がった血管を縮めることで、赤みを解消していきます。

フォトフェイシャル治療
レーザーより優しい光を顔全体に当てます。血管を収縮して、パッと強い光を当てることで、赤みをなくすようにします。ダメージが少ないことが特徴です。

 皮膚科

症状によって内服薬を処方されることがあります。

抗生物質
抗生物質のミノマイシンやクラリスが処方されることがあります。症状がひどいときに解消するための処方です。

漢方薬
体質改善を目的として処方されることがあります。自然治癒力を高めることで、ダメージを跳ね返すことができるようにします。漢方を扱っている病院かどうかを、確認してみる必要があります。

自分で対策する(セルフケア)

寒暖差
冬であれば、マフラーなどで防寒をしっかりして外に出る。そして室内を温めすぎないようにします。夏は、外でも冷却タオルなどで、体温を上がり過ぎないようにして、室内も暑いからと冷し過ぎないようにします。このように温度差をできるだけなくすことが大切なのです。

スキンケアを見直す
洗顔料は低刺激なものを選び、良く泡立てて泡で肌を洗います。手による刺激は思っているより皮膚にダメージを与えていますよ。しかも泡で洗うと、毛穴の汚れまでしっかり落とせます。

石鹸成分を残さないように流すこともポイントで、石鹸の成分が顔に残ることで、皮膚を刺激してしまうことになります。洗顔が終わったあとは、化粧水などの基礎化粧品で肌を整えます。

セラミド・ヒアルロン酸などの保湿成分が配合されたものを使うと、肌が潤うからいいですよ。

バランスの良い食事を心掛ける
赤ら顔に限らず、野菜やお肉・魚などをバランスよく食べることは大切です。偏った食べ方を控えて、脂質やタンパク質なども摂るといいですね。

自律神経を整える
ストレスと上手く付き合っていくことで、自律神経を整えるようにしていきます。本を読む・音楽を聴く・映画を見るなど好きなことをする時間を作ることや、アロマの香りを取り入れることでリラックスできますよ。

赤ら顔が治った人っているの?

毛細血管拡張症が原因の赤ら顔の対策には、さまざまな方法がありました。しかし結局治った人はいるのでしょうか?

未だに赤ら顔の原因がはっきりと解明されていないことから、今までこのような方法を取ったところ改善されてきているという段階です。

だから赤ら顔を改善したいと考えている方は、信頼できる病院を探して治療してみる。または自分でケアをして肌のバリア機能を整えることが、大切になってきます。簡単ではありませんが、改善が期待できるため、取り組んでみましょう。応援しています!

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