赤ら顔の原因

赤ら顔の原因で考えられる病気一覧!内臓や血圧との関係性はある?

赤ら顔に悩んでるみなさん、ただの肌荒れ、よくあることだし、とそのままにしていませんか?
実は顔に赤みがあるって内臓や血圧に関係した病気が原因かも!

そこで、内臓の病気や血圧の変化と、赤ら顔はどこまで原因関係があるのか、調べてみました!

血行が赤ら顔に関係あり?

赤ら顔に見える原因の一つに毛細血管が透けて見えること、があげられます。
単に皮膚が薄いだけではなく、血流の流れが悪くなったために毛細血管が透けやすくなっていることもあるんです。

糖尿病

その毛細血管が関係してくるもので、糖尿病の初期症状の一つとして赤ら顔に見える症状があります。
「潮紅」と言われ、血中の血糖値が上がり、血液がドロドロになるために毛細血管が拡張して顔や指、手のひらなどに赤みが出てくる症状です。

赤ら顔が気になりだして、喉が渇きやすく、食欲異常や食べているのに痩せてきたり、頻尿、倦怠感があるようであれば、糖尿病の疑いもありますので、早めに病院へ行ってみましょう。

赤血球増加症

毛細血管が拡張する症状でもうひとつ、赤血球増加症があります。
これは、「多血症」ともよばれて、赤血球が正常値より多い状態です。
赤血球が多くなると血液の粘度が高くなって高血圧症になります。その結果、動脈硬化や血栓症の原因の一つになるようです。

ホルモンバランスの乱れ?


ホルモンのバランスが崩れると、体のありとあらゆる不調に繋がります。

生理前症候群(PMS)

長年慢性的に赤ら顔に悩んでいるのではなく、生理が近くなってくると赤ら顔になる場合、それはホルモンバランスが崩れて起こる生理前症候群(PMS)の一つかもしれません。
生理前症候群(PMS)になると、体の冷えが酷くなったり、食欲異常が起こって暴飲暴食あるいは食欲がなくなることってありませんか?

こういったことが当てはまる人は、毛細血管の血流の流れが悪くなり、肌が薄い人はその血管が透けて赤っぽく見えてくるのです。

クッシング症候群

ホルモンバランスが乱れることで赤ら顔になる原因の一つとして生理前症候群(PMS)の症状をお伝えしましたが、副腎皮質ホルモンが過剰に分泌されて満月様顔貌(まんげつようがんぼう)になるクッシング症候群があります。
この満月様顔貌(まんげつようがんぼう)とは、顔が丸くなり、顔の皮膚が赤くなる症状です。

副腎と呼ばれる場所に腫瘍(しゅよう)ができて、副腎皮質を刺激するホルモンの分泌が増え、副腎が大きくなり、糖を作り蓄える機能を持っているホルモンの一つのコルチゾールが過剰に分泌されるために起こります。
クッシング症候群になると、糖尿病や、高血圧、ニキビ、骨折しやすくなる、月経が止まるなど、病気にかかりやすくなります。

クッシング症候群の病状にはいくつか種類がありますので、早めに病院で相談してみましょう。

内臓が良くない?

内臓の中でも肝臓の病気はなかなか初期段階では見つかりにくいといわれています。ただ、肝臓の機能が低下するときに見られる症状として黄たんと赤ら顔があります。

肝硬変

肝硬変の症状の一つに、「クモ状血管腫」があります。これは、毛細血管の中でも顔や前胸部で目立つ上大静脈の血管が拡張して、蜘蛛が足を広げているように血管が見える症状のことです。
中心部分にはほんの少し赤い発疹があり、指で触ると脈拍を感じることができます。これが赤ら顔と勘違いされやすいのです。

他にも掌、特に付け根に近い所が赤くなったり熱っぽくなる手掌紅斑(しゅしょうこうはん)がみられたら、慢性肝炎や自己免疫疾患、肝硬変の疑いありですよ。

血圧の病気?

高血圧症

安静にしている状態でも正常値より血圧が高い症状のことで、高血圧症になると血管の血流の流れが悪くなり、動脈硬化を起こし、脳梗塞や、狭心症になりやすくなります。
動脈硬化になる原因としては、高血圧状態が続くと血管の緊張状態も続き、次第に血管が硬く厚くなってくるからです。
血管内の血流が滞り、うっ血したような状態になるため赤ら顔になります。

編集者のまとめ


いかがでしたでしょうか?
皮膚炎やアレルギーとは別に、病気や疾患によっても赤ら顔が出てくることがわかりましたね。

赤ら顔は、実は隠れた病気の症状を教えてくれているのかもしれません。
赤ら顔をコスメで隠す前に、ほかに出ている症状と合わせて、根本的に赤ら顔を解決していきましょう!

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