赤ら顔は原因によって対処法が違ってきます。そしてアトピーはかゆみが強いから辛いものです。しかもアトピーが原因で赤ら顔にもなってしまうこともあります。今回は原因がアトピーの場合の対処法を説明しますね。赤ら顔の改善に、おすすめの化粧水も一緒に紹介しますよ。
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赤ら顔には、さまざまな原因がある?
赤ら顔になるには、何らかの原因があるはずですよね。しかし赤ら顔の原因は、まだハッキリと解明されていないところがあるのです。しかし分かっていることも多いので、説明してみますね。赤ら顔になる原因には、大きく分けて血管に原因がある場合と、皮膚が原因の場合に分かれます。
・血管が原因のとき
人前に出ると緊張から赤くなったり、室内と外の寒暖差のあるときに、赤ら顔になったりします。ストレスなどで、自律神経が乱れて血管が拡張することで、皮膚が薄くなり、毛細血管が浮き出ている状態です。
・皮膚が原因のとき
皮膚の炎症のことをニキビと言いますよね。出始めは白ニキビで、問題ありませんが、炎症して赤くなってくるので、赤ニキビと呼びます。赤ニキビの周辺まで赤みを帯びることから、赤ら顔になるのです。
この肌のダメージは治りかけるとまたできるといったことを繰り返すことが多いです。繰り返すと色素沈着してしまうことがあるから注意が必要です。
原因がアトピーの場合は?
アトピー性皮膚炎は、皮膚の炎症を繰り返してしまう、痛みやかゆみを伴う疾患のことです。大人になってからの生活習慣の乱れなどから、肌のバリア機能が低下してしまうと、肌は乾燥してしまいます。アトピーのかゆみは強いため、皮膚をかいてしまいます。
傷を作ってしまうと、そこに細菌が入ってしまい悪化することもあります。また角質層がはがれることでターンオーバーが早まります。細胞が未成熟なままなので、肌が薄くなり、毛細血管が透けて赤みを帯びてしまいます。
赤ら顔の原因がアトピーの場合の対処法にはどんなものがある?
赤ら顔を改善したいと考えたとき、対処の仕方は、皮膚科に行くことと、生活習慣を見直す方法があります。
皮膚科で相談してみる方法!
医師に症状を診てもらい、外用薬や内服薬を出してもらいます。この場合は、あくまでも医師の判断に任せることです。
・外用薬
ステロイド軟膏やタクロリムス(免疫抑制薬)などがあります。
・内服薬
抗アレルギー薬や抗ヒスタミン薬を処方されることがあります。 皮膚科で相談すると、必要な薬を必要な期間使用することで、アトピーの改善が期待できます。それに伴い赤ら顔の悩みも解消される可能性もあります。 一度誰かに相 談することは、一歩前進しますよ。
自分でできる対処法!
アトピーの症状が軽度なものであれば、生活習慣を見直すことでも、赤ら顔の改善が期待できます。
食生活を見直す
アトピーでかきむしると、ぐじゅぐじゅした浸出液が出てきます。この状態のときはタンパク質が不足してきています。肌の細胞を修復して、再生する効果もタンパク質にはあるから、摂っておきたい栄養素ですね。
・タンパク質は、牛肉・豚肉・鶏肉・牛乳・豆腐・チーズなどに、多く含まれています。
・タンパク質を摂ることも大切ですが、大事なことは朝昼晩と規則正しく食事を摂り、好き嫌いなく食べることですよ。
睡眠を見直す
睡眠不足は自律神経が乱れることから、さまざまな不調を引き起こします。アトピーにも影響してくるため、できるだけ決まった時間に睡眠をとるようにします。起きたときに頭がスッキリしている状態が理想ですね。よく眠るために、日中適度な運動をすることもいいですね。
赤ら顔の解消に、おすすめの化粧水はこれだ!
赤ら顔の原因がアトピーの場合の化粧水は、乾燥している肌を保湿してくれるものを選ぶと良いですよ。
白漢しろ彩
和漢エキスを配合した赤ら顔専用の化粧水です。公式サイトでは、敏感肌に悩み合うスキンケアが見つからないと嘆いている方におすすめしています。
バリア機能が低下して、ちょっとした刺激でも敏感に反応してしまう赤ら顔には、セラミドなどの保湿成分に効果があります。そして素早く浸透するビタミンC誘導体が配合されています。
ノブⅡフェイスローション
敏感肌のための低刺激な化粧水です。成分をシンプルにしていて、刺激に弱い肌のことを考えています。水分不足になっている敏感な肌に潤いを与えます。
敏感肌では肌につけるものが、自分の肌に合うかどうか気になりますよね。ノブにはお試しサイズの販売があるので試してみるのも良いですね。
洗顔にも気をつけてみよう!
角質層は0.02mmしかありません。洗顔するときに、ゴシゴシこすってしまうと、一層肌が薄くなってしまいます。だから洗顔料は、無添加石鹸や低刺激なものを選びます。しっかり泡立てて泡で洗顔をするようにします。そして、しっかり洗い流して石鹸成分を残さないようにします。残った石鹸成分は、肌荒れの原因にもなりますよ。
まとめ
人目が気になってしまう赤ら顔の原因が、アトピーの場合の対処法は、アトピーの改善に努めましょう。症状が軽い内は、生活習慣を見直すことで改善する可能性もあります。中々治らないときは、皮膚科に行って相談することも考えましょう。
普段のスキンケアには、敏感肌用や赤ら顔用の化粧水を使って、保湿することが大切ですよ。毎日の洗顔にも気を使い、肌に余分な刺激を与えないようにしましょう。